木曜日, 4月 3, 2025
ホームヒップホップニューストラヴィス・スコット10年越しの快挙! ついにビルボード1位へ!?

トラヴィス・スコット10年越しの快挙! ついにビルボード1位へ!?

2014年にリリースされたトラヴィス・スコットのミックステープ『Days Before Rodeo』が、10年の時を経てビルボード200の頂点に立つ見込みです。再リリース後、初週での僅かな差でトップを逃したものの、今回のアナログレコード出荷を契機に大きな売上を記録し、ついにその座を奪還しようとしています。

なぜ今、再び注目されているのか?

『Days Before Rodeo』は、トラヴィス・スコットが大規模な成功を収める前夜の作品であり、彼のキャリアを象徴する重要なミックステープです。当時はメインストリームに浮上する前の彼の音楽スタイルが色濃く表れており、ファンにとっても特別な位置づけとなっています。10周年を記念して、アナログ版や新しいグッズとともにリリースされた今回の再版は、ノスタルジーとコレクターズアイテムとしての価値が高まり、売上の急増につながったのです。

特に注目すべきは、HITS Daily Doubleの報告によると、再リリースの第4週での売上が13万ユニットに達する見込みで、そのうち12万5,000ユニットが純粋な販売数となる点です。これにより、サブリナ・カーペンターのアルバム『Short ‘n Sweet』を超え、ビルボード200の1位に上昇することが確実視されています。カーペンターのアルバムは、初週に36万2,000ユニットを売り上げていましたが、今週のトラヴィスの勢いには及ばないと予測されています。

ミックステープが1位を逃した背景

初週でのチャート争いは、業界内でも話題を呼びました。トラヴィス・スコットは『Days Before Rodeo』が初週に36万ユニット以上を記録しながらも1位を逃したことに対し、不満を表明しました。彼のレーベルであるCactus Jack Recordsは、ビルボードに対して「独立系店舗でのサブリナ・カーペンターの売上を過剰に計上している」とし、売上データに疑念を投げかける書簡を送っています。

これに対して、ビルボードと提携するデータ分析会社Luminateは、「データはプロセスや方法論に基づいて正確に計上されており、異議には根拠がない」と自信を持って応答。データの正確性を主張し、スコット側の疑念を一蹴しました。

売上急増の裏側には何があるのか?

トラヴィス・スコットは、今回の再リリースに際して、限定グッズやアナログ版を含む複数のパッケージを用意しました。彼はミックステープ10周年を盛大に祝うため、特別なアイテムと組み合わせてアルバムを再販し、ファンに「特別感」を提供しました。この戦略は、特にコレクターズアイテムを求める熱狂的なファン層に響き、売上に大きく寄与しています。

しかし、一部の批評家や業界関係者からは、こうした「グッズ商法」に対して疑問の声も上がっています。過去に、トラヴィスがアルバムとグッズをセット販売して売上を大幅に押し上げたことに対し、他のアーティストからの批判も出ています。ニッキー・ミナージュもその一人で、トラヴィスがかつてツアーパスやスウェットなどを販売してアルバムの売上を水増ししていると糾弾しました。「売上にグッズを含めるのはフェアではない」という議論は、今回の『Days Before Rodeo』の再リリースでも再燃しています。

今後のトラヴィス・スコットにとっての意味

『Days Before Rodeo』がビルボード200で1位を獲得することは、トラヴィス・スコットにとって大きな意味を持ちます。このミックステープは彼のキャリアの出発点を象徴する作品であり、10年後に再び注目されることは、彼の音楽が今もなお時代を超えて支持されている証拠です。

さらに、今回のチャート争いは、業界内外における売上計上やマーケティング戦略の在り方を改めて考える契機ともなっています。グッズや限定版を活用した販売手法は、今後も他のアーティストにとって重要な戦略となる可能性がありますが、その公平性や透明性が問われる場面が増えるかもしれません。

トラヴィス・スコットは、これからも音楽業界に新たな波を起こし続けるでしょう。『Days Before Rodeo』のビルボード200での栄冠は、彼にとって重要な節目となることは間違いありません。[その他最新のヒップホップニュースをhotnewhiphopで確認]

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