火曜日, 12月 23, 2025

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GloRilla(グロリラ)がドラッグ容疑で逮捕、アメリカの“闇”

フィメールラッパーのGloRilla(グロリラ)が、なんと自宅の空き巣被害に遭った直後に、麻薬所持容疑で逮捕されるという異常事態に巻き込まれまたとのこと。事件は彼女がWNBAオールスターゲームの出演でインディアナポリスに滞在していた最中に起きました。空き巣通報を受けて警察が彼女の自宅を調査したところ、寝室のクローゼットから「大量のマリファナ」が見つかり、重罪に該当する薬物所持で逮捕されたのです。 警察側は「家主は重大な犯罪の被害者であると同時に、法の執行も例外なく行う」と強調。一方で、GloRillaは釈放後すぐにSNSで警察の対応を痛烈に批判しました。 「信じられない!私はオールスターゲームのために遠征中で、家が荒らされたのに、警察は犯人探しよりも家にあった大麻を問題視。 結局、私だけが逮捕されたってどういうこと?」 https://twitter.com/GloTheofficial/status/1948464859940549096 彼女の弁護士であるドリュー・ファインドリング氏もこれに反応し、法執行機関の優先順位がいかに歪んでいるかを「この事件はその象徴だ」と批判しました。 感想はただただ理不尽。 ライブ中止のトラブルも続出 GloRillaはこの騒動の直前にも、ライブ中に何度も観客同士の喧嘩によりパフォーマンスを中断する事態が発生しており、最終的にはショーそのものを途中終了することに。 「ここWWEじゃないんだから!落ち着いて!」 と怒りをあらわにしながらも、最後には観客の安全を優先してライブを終えました。 一歩踏み込んだ考察 GloRillaのようなアーティストが、犯罪の被害者でありながらもその生活スタイルが原因で逆に加害者扱いされる構図は、アメリカ社会における「ラッパー=リスク」という偏見と切り離せません。 また、観客の暴走なども含め、ラッパーに求められる「責任」の大きさは時代とともに過激化しており、音楽活動の自由度が揺らいでいるのも事実なのだと思います。 https://hiphopnewscs.jp/2024/10/09/%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%87%e3%82%a3%e3%80%81%e8%96%ac%e7%89%a9%e3%82%92%e6%b7%b7%e5%85%a5%e3%81%97%e3%80%81%e3%83%8a%e3%82%a4%e3%83%95%e3%81%a8%e3%82%aa%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%81%a7%e8%a1%8c%e3%81%a3/ ユニバーサルミュージック...

不屈の精神で挑み続ける京都発BrooklynラッパーR-Naby:紆余曲折ラッパー人生を赤裸々に語る

Brooklynのジャイアン。このラッパーを見た時の第一印象だ。米国の、ラッパー激戦区のNYで、セルフプロデュース力と不朽の精神でここまで登り詰めた日本人ラッパーは他にいないだろう。その名も、R-Naby(アール・ネイビー)。SNSでも有名な彼が西海岸にライブに来ると聞きつけたので、早速インタビューのアポを取った。 SNSではアンチらと互角に戦い、なかなか癖のある自己顕示欲が強めのメッセージを投稿しているので、この御仁に対しかなりバイアスがかかった、偏見したイメージが先行しているのは否めなかった。筆者も若干構えていたのだが、実際に会ったR-Naby氏は、豪快な見た目も、情に脆そうな雰囲気もジャイアンそのものであった。饒舌で話術に富んでいるものの、裏表無く自身の弱みや弱点も素直に晒け出せる、正直さも持ち合わせている。なんとなく面白くなりそうな予感を胸に抱きつつ、サンフランシスコでライブをしてそのままAmtrakで南下してきた彼と、彼の華奢で美しい奥様とLAのユニオン駅で待ち合わせをし、そのまま彼らの滞在先近くのスタバでインタビューを行った。 ラッパーR-Naby(アール・ネイビー)とは? Sei(以下S):今日はありがとうございます。NYで精力的に活動していらっしゃいますが、初めてという読者さんもいると思うので簡単な自己紹介をお願いします。 R-Naby(以下R):はい。1989年、京都府京都市西京区生まれ、京都育ち、18歳のころにラップを始め、Anarchy、Ryuzo、Magma...

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