アトランタの伝説的クラブを掘り下げる全5話
STARZが、新ドキュメンタリーシリーズ『Magic City: An American Fantasy』を2025年8月15日(米国時間)から放送・配信開始するそうだ。Magic Cityと言えば、あなたは何を思い浮かべるだろうか。アトランタの夜を象徴するネオン、世界中のアーティストが訪れる伝説的クラブ、そして数々のヒット曲が生まれた場所──。ヒップホップを知る者なら、その名を聞いただけで特別な空気を感じるはずだ。その“聖地”の裏側と歴史が、DrakeとJermaine Dupriの手によって初めて本格的に映像化される。
総指揮はラッパーのDrake(DreamCrew Entertainment)とプロデューサーのJermaine Dupri。以降、毎週金曜に新エピソードが公開される予定だ。
ヒップホップの“生まれる現場”を追う
本作は、アトランタの象徴的ストリップクラブMagic Cityを舞台に、ダンサー文化、経営の舞台裏、音楽制作の現場、そして街の政治までを包括的に描く。
Drakeはトレーラー内で「世界の不思議のひとつ」と評し、Magic Cityを“ブラックミュージックが花開く場所”と語った。
豪華出演者
- Michael “Mr. Magic” Barney(創業者)
- Drake
- Jermaine Dupri
- Quavo(読み方:クエイヴォ)
- Nelly
- 2 Chainz
- Big Boi
- Killer Mike
- T.I.
- Shaquille O’Neal
いずれも公式トレーラーや番組情報で出演が確認されている。
印象的な証言
Quavoは「MigosはMagic Cityなしでは生まれなかった」とコメント。現場がアーティスト誕生の推進力となったことを示している。
また、STARZオリジナル部門トップのKathryn Busbyは「ブラックカルチャーの唯一無二を内部から描く作品」と述べ、内部証言を軸とした構成であることを強調した。
視聴方法と放送日程
- 初回:2025年8月15日(米東部時間)
- 放送・配信:STARZおよび対応ストリーミングサービス
- 更新:毎週金曜に新エピソード
補足エピソード
NBAレジェンドShaquille O’Nealが1億2千万ドルの契約を結んだ当時の逸話も、Magic Cityと結びついた“ロア”として語られている。Jermaine Dupriがポッドキャストで紹介した話だが、事実関係については諸説あるそうだ。