ケンドリック・ラマーがスーパーボウル2025のハーフタイムショーで、ドレイクに最大級の屈辱を与えたー
現地時間2025年2月9日、ラスベガスで開催されたスーパーボウルのハーフタイムショーで、ケンドリック・ラマーが大暴れ。「Not Like Us」や「Euphoria」など、ドレイクとのビーフ曲を堂々と披露し、観客を熱狂させた。しかし、このショーをさらに過激なものにしたのが、セリーナ・ウィリアムズの電撃登場だった
セリーナは「Not Like Us」のステージにダンサーの一員として参加。観客はこの光景に騒然とした。なぜなら、彼女はドレイクの元恋人として知られており、過去にドレイクが彼女に対してスニーク・ディス（遠回しなディス）を繰り返していたからだ。そのドレイクをケンドリックが「Not Like Us」で徹底的に煽り倒していたのは記憶に新しい。そして今回、セリーナ自らがその舞台に立つことで、ドレイクに対する公開処刑ともいえる衝撃的な展開が生まれたのだ。
さらに、ケンドリックはパフォーマンス前にドレイクのUMG訴訟をネタにし、観客の笑いを誘うという挑発的な演出を仕込む徹底ぶり。「Euphoria」で場を温めた後、「Not Like Us」に突入し、セリーナ・ウィリアムズが登場するという計算し尽くされた流れに、観客は大興奮。まさに“ドレイクへの宣戦布告”とも言える演出だった。
しかし、このハーフタイムショーとは裏腹に、試合自体は悲惨な展開に。スコアは24-0と一方的な試合となり、カンザスシティ・チーフスがフィラデルフィア・イーグルスに完全敗北。試合が退屈すぎたせいで、「スーパーボウル史上最悪のゲーム」とまで言われる始末だった。しかし、ケンドリック・ラマーのハーフタイムショーだけは伝説級の神パフォーマンスとして語り継がれることになるだろう。
スーパーボウル2025は、ケンドリック・ラマーがドレイクを完全に沈めた日として記憶されることになりそうだ——。VIA
