The 6 Godことドレイクが健在の実力を示した。
Drake(ドレイク)にとって今年は困難な一年であったはずだ。Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)との対決は、音楽業界全体で注目を集める熾烈な戦いとなった。
そして夏にはLamarの「Not Like Us」がチャートを席巻し、Drakeはかつての圧倒的な存在感を取り戻すべく奮闘していた中、なんとBillboard Music Awardsで、Drakeは見事に結果を残し、3部門を制覇する快挙を成し遂げた。
主要3部門での勝利
DrakeはTop Rap Artist(トップ・ラップ・アーティスト)、Top Rap Male Artist(トップ・ラップ男性アーティスト)、さらに自身のアルバムFor All the DogsでTop Rap Album(トップ・ラップ・アルバム)を受賞した。特にアルバム部門での受賞は、対象期間中にKendrick Lamarがアルバムをリリースしていなかった点を考慮すると妥当な結果であるのかもしれない。
しかしながら、ケンドリックはTop Rap ArtistやTop Rap Male Artistにノミネートされていたにもかかわらず、いずれもDrakeに敗北。Top Rap Male Artist部門では、もう一人の候補であるTravis Scott(トラヴィス・スコット)を含む争いであったが、最終的にDrakeが勝利を収めた。
注目を集めた受賞作品
DrakeのアルバムFor All the Dogsは、Future(フューチャー)とMetro Boomin(メトロ・ブーミン)のアルバムWe Don’t Trust Youを退けての受賞となった。
このアルバムには、Kendrick Lamarをフィーチャーした楽曲「Like That」が収録されており、この楽曲はBillboard Hot 100で1位を獲得するなど大きな話題を呼んだ。また、「Like That」ではKendrick LamarがDrakeやJ. Cole(J. コール)に言及する歌詞が含まれており、2人の因縁を象徴する楽曲としても注目された。
今回の結果により、Drakeは主要なライバルたちを完全に退けた形となった。
2人の経済的成功にも注目
Billboardは受賞式直前に、今年のヒップホップシーンを揺るがした両アーティストのディストラックによる収益データを公開した。DrakeとKendrick Lamarの楽曲は、合計でなんと1,530万ドル(約22億円)の収益を生み出したという。Lamarは「Not Like Us」や「Like That」でトップに立ち、Drakeも「Family Matters」と「Push Ups」で高順位を記録している。この収益データからも、両者が今年のラップシーンを支配していたことが改めて浮き彫りとなった。
まとめ
Drakeは今回の受賞により、音楽業界における自身の地位を再び証明することとなったように感じる。一方で、ケンドリックも次なる展開で再び大きな注目を集めることが期待される。2024年のラップシーンを彩った2人の競争は、ファンや業界関係者にとっても引き続き注目の的であることは間違いないはずだ。Via