リル・ダークと彼の「オンリー・ザ・ファミリー(Only The Family, OTF)」のメンバーたちは、2022年にライバルラッパーであるクアンド・ロンド(Quando Rondo)の殺人未遂を計画したとして、2024年10月に逮捕された。捜査当局は現在、OTFを音楽集団であると同時に犯罪組織としても機能する「ハイブリッド組織」と説明している。ハイブリット組織の危険性はただのギャング活動にとどまらない為、さらに複数の罪に該当する可能性が高いと指摘している。
ビルボードが報じた起訴状によれば、「バンクス(Banks, リル・ダークの本名)は、対立していたT.B.と呼ばれる人物の殺害に対して金銭的報酬を提示した」と記載されている。さらに、「バンクスがT.B.の殺害を指示し、実行犯がバンクスやOTFに関連する資金を使用して犯行に及んだ」とされている。また、検察は、この殺人未遂が2020年に発生したキング・ヴォン(King Von)の殺害への報復だった可能性を指摘している。
共同被告人が保護命令を申請
さらにリル・ダーク(Lil Durk)が関与する連邦殺人依頼事件において、共同被告のカボン・ロンドン・グラント(Kavon London Grant)が保護命令を申請した。この申請は、証人、被害者、被告の安全に関する懸念から行われたものであり、事件に関連する機密情報が公にアクセス可能な状態になることの危険性を指摘している。
グラントの弁護士であるピーター・C・スワース(Peter C. Swarth)は、AllHipHopが報じた申請書の中で次のように述べている。
「この事件では、被害者、証人、被告の名前や個人識別情報の公開に伴う重大な安全上の懸念があります」さらに、犯罪現場の写真や解剖報告書、保護された証人からの証言など、センシティブな情報が含まれていると指摘し、報復や脅迫の可能性を懸念している。そのため、これらの情報へのアクセスを厳しく制限することを求めているようだ。
リル・ダークは逃亡未遂で逮捕され連邦拘留中
現在、リル・ダークは連邦拘留中にあり、すべての罪で有罪となれば終身刑若しくは死刑が科される可能性がある。彼は国外逃亡を図ろうとしたとして、アメリカ連邦保安局によってフロリダ州南部で逮捕された。捜査当局によれば、彼は近隣の空港で複数のフライトを手配していたという。彼の裁判は2025年1月に開始される予定であり、今後の展開が注目されている。
最新情報については事が分かり次第引き続き報じていく所存である。via